指しゃぶり
幼児の指しゃぶりは、放置すると物を上手に噛んだり、噛み切ったりすることができにくくなりますし、サ行、タ行、チャ行、シャ行などの発音がしづらくなります。
4歳頃までに止めさせれば永久歯への影響は心配ないとされますが、指しゃぶりの背後に家族関係(母子・兄弟)や集団生活など、周囲の環境にうまく順応できないという精神的なストレスが存在することもありますので、子どものふれあいを大切にしながら上手に導くことが肝要です。
尚、保健所では節目ごとに歯科検診を実施しており、成長に応じた保健指導をしていますので、このチャンスを活用し、歯牙の形態・発育状態、虫歯・歯肉炎の予防、咬合異常の発見など、お子さんの歯や口腔内の健康に務めましょう。
また何か異常に気がついたときは躊躇しないで保健所や歯科医師に相談してください。